すでにしっかり葺かれた茅を、大きな剪定ばさみでトリミングするという、なかなかレアな体験です。
静岡県御殿場から運ばれた茅の束。
これを2800束も使っているそうです!
よく「葦(あし)」と間違えますが、葦は水辺に生え、中が空洞ですが、茅は原っぱに生え、綿状の繊維が詰まっています。
サクサク切れるのは、道具の手入れが行き届いているから。
剪定ハサミは刃の部分がちょっとカーブしていて、刈りやすくなっています。
プロの道具は見ているだけで楽しいですね。
サクサクサクサク……。
屋根の”顔”である破風はもちろん熟練の職人さんが、丁寧に仕上げていきます。
なんて美しいエッジ。
葺きたての茅は黄金色でした!
公開は4月。どんどん深くなる城山の緑に映えて、輝くような美しさを見せてくれるはず。
ぜひ遊びにおでかけください。
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