谷保村を治める名主として、また、多摩の文化交流サロンとして、国立の歴史を見つめてきた最重要ランドマーク・本田家住宅。
江戸中期に建てられたという住宅と薬医門は2018年、国立市に寄贈されました。
長年の使用で斜めになった柱や、「喰違形六間型(くいちがいがたむつまがた)」と呼ばれる構造の都内最古レベルの民家の、実際に人が暮らしていた佇まいそのままを体感できる最後のチャンスです。
国立市本田家が公開されます。
2月中旬から建具家具を全て取り払い、筋交いを入れるので、今の雰囲気を見る最後のチャンスです。
土方歳三が遊びに来たり、近藤勇も訪れた当時そのままの家屋です。先代の本田ヤエさんが100歳近くまで守り、お住まいになった、そのままが残されています。
江戸明治大正昭和そして平成、280年の時を経た、人の生活の息吹がある今の状態を、是非、1人でも多くの方に見て記憶していただきたいです(国立市教育委員会生涯学習課文化財担当)
◉2019年2月9日(木)~11日(月・祝)
10:00~15:00
◉本田家住宅(国立市谷保5122)
◉無料・事前申し込み不要。時間内に現地まで直接おいでください
◉主催/国立市教育委員会
◉問い合わせ/国立市教育委員会生涯学習課文化財担当
TEL: 042-576-2111
★2月11日にはミニ解説付き内部見学会を実施します。
学芸員による解説付きで主屋内部をご案内いたします。申し込み不要・各回20分程度
①第1回目 11:00~
②第2回目 14:30~
『国立歩記』44号の「本田家特集」(PDFでご覧になれます)で予習をオススメ!
https://my.ebook5.net/sekiya/kunitachi_aruki44/