第三回 IMAGINE FUKUSHIMA 展

「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」
ー新井卓+開発好明 Arai Takashi+Kaihatsu Yoshiakiー

3.11の大震災は、多くのアーティストたちが行動を起こし、
自らの表現を改めて見つめ直すきっかけにもなりました。
形を残す「作品表現」より、「活動」を主な表現として
アクションし続けるアーティストたち。
震災から5年目、そうした二人のアーティストを迎えた展覧会が
国立で開催されます。

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「第三回 IMAGINE FUKUSHIMA展」
 ー新井卓+開発好明 Arai Takashi+Kaihatsu Yoshiakiー
【入場無料】
会期:2016年2月18日(火)~23日(火)11:00-18:00(2/23 16:00 まで)
場所:コートギャラリー国立
国立市中1-8-32(JR 国立駅南口徒歩1分)Tel:042-573-8282

企画・問い合わせ:WATERMARK arts and crafts http://watermark-arts.com/
         国立市東2-25-24-2F 042‐573-6625 info@watermark-arts.com
協力:PGI

[参加アーティストご紹介]
新井卓(あらい・たかし)
世界でも珍しいダゲレオタイプ(銀板写真)の作家。
ダゲレオタイプとは170年前、写真黎明期に生まれた古典技法で、
磨きこまれ鏡となった銀の表面に直接画像を写しとる方法で、
その解像度は最新のデジタルカメラの遥か上をいくレベルと言われています。
複製も引き伸ばしもできない1枚限りのデリケートな写真。
新井さんの作品はイメージは静かに、しかし強烈に、
忘却と消滅に抗い、過去と未来をつなぐ強い意志を感じさせます。
一部の作品は販売、売上げの一部は「未来の福島こども基金」に寄附されます。

原爆の図丸木美術館、ボストン美術館、森美術館、東京国立近代美術館はじめ、
国内、海外の展覧会に多数参加。
2014年イギリス・ソース・コード・プライズを受賞。
サンフランシスコ近代美術館、東京都写真美術館、ギメ東洋美術館ほかに作品収蔵。

開発好明(かいはつ・よしあき)
南相馬市でのプロジェクト「愛銀行」に取り組む開発さん。
コンセプトは「あいせること、あいしたいことを貯蓄して育てていく
お金を使わない日本初の新しい銀行」。
皆さんが自分の「できること」「かなえたいこと」「やってあげられること」
「助けてほしいこと」などを蓄えていく銀行です。
第一支店は南相馬ですが、会期中は、くにたちにも支店を開店。
2月18日(木)と2月23日(火)14時よりワークショップを開催します。
ぜひご参加ください。

多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了。
2004 年にヴェネチア・ビエンナーレ第9 回国際建築展日本館
「おたく:人格=空間=都市」、「越後妻有大地の芸術祭 」に出品。
2011年8月から1 ヶ月間被災地30 カ所を巡りアートによる心の繋がりを運ぶ、
「デイリリーアートサーカス 2011 」を主催。「政治家の家」を南相馬市に設置。
「未来郵便局」「サンキューアートの日」主催。

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https://motion-gallery.net/projects/ImagineFukushima