近くの蜜源ガーデンの西洋みつばちも受粉作業のおてつだい。足にたくさん花粉をつけて、ブンブン忙しそう。(花は「二十世紀」)
国立では、桜の見頃が終わる頃、今度は梨の花が満開となります。
今年の開花は4月5日からはじまり、現在、10品種近くの梨全ての梨が満開で、
何とも見事な光景が広がっています。
満開の佐藤梨園さんの上からの全景。 どこからか小鳥たちのさえずりも聞こえ、とても都内とは思えないのどかな風景。
梨の木は背が低く、164cmの私が少し腰をかがんで歩かないと頭がついてしまうくらいの高さ。
梨は、遅く収穫する品種の方が先に開花し、
また、ソメイヨシノのように一斉に開花するのではないため、
1本の樹に対して何度も花粉をつける作業を行うそうです。
私がお邪魔した17日は、ちょうど梨園ボランティアのみなさんが
受粉作業を行っていました。
こちらは、人の手による受粉作業。凡天(ぼんてん)とよばれる綿のついた棒を手にひとつひとつ受粉を行っています。(花は「かおり」)
品種によって味が違うのと同様、花の様子もよく見るとそれぞれに特徴があります。白い花が青空に映える「稲城」。
おしべの先がピンク色で、白い花びらも可憐な「豊水」。
このままコサージュにしてブラウスに飾れそう。「秀玉」の花。
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http://www13.plala.or.jp/knv/