「チュバシ共和国」という国名をご存知ですか?
千葉市ではありませんよ。
チュバシ共和国はロシア連邦のひとつ、モスクワから600キロ東南、大河ヴォルガ川のほとりで独自の伝統文化を持つ美しい国です。
この日本では全く知られていない国、チュバシ共和国の展示会が一橋大学図書館入口のオープンスペース「えん」で5月25日から開催されています。
はじまりは昨年の秋、一橋大学他、首都圏の学生やアーティスト達がチュバシ共和国の首都であるチェボクサリ市に訪れて現地のENGEKON大学と交流したことがきっかけで、今年は初めて同大学の学生など12名が日本に来日。6月2日(水)には東京都国立市に訪問、一橋大学にて両国の学生でディスカッション、富士見台にある「とれたの」や商店街など見学、国立の街づくりの様子を体験します。
この展示会は、そんな知られざるチュバシの魅力を市民の方にも伝え、来日するチュバシの学生を歓迎しようと、昨年プログラムに参加した一橋大学生らが中心になって企画したもの。
展示会ではチュバシの概要、首都チェボクサリの市内風景、暮らし、そして昨年開催された交流の様子等のパネル(パネルは、チェボクサリの都市計画に関わる国立市の建築設計事務所バン・インターナショナルと現地企業KONTUR社が4月にINAX銀座で開催した「ロシアへの招待」展のもの)の他、チュバシマトリョーシカやチュバシのクラフト、書籍等も展示。
会場は一般の方も入れるので、新緑美しい国立大学通りをお散歩がてら、大河ヴォルガのほとりの美しいロシア地方都市の風景や暮らしをのぞきにいってみては。
「ロシアへの招待~チュバシ文化展示会~」
■会期:5月25日(火)〜6月11日(金)
■時間:10:30~18:00(平日のみ) 入場無料
■場所:一橋大学西キャンパス内 図書館入り口「オープンスペース『えん』」