3月31日、『くにたち水めぐりマップ』が発行されました。
昨年末から矢川の水量が減りはじめ、1月末には涸れてしまったことをきっかけに制作されたとのこと。
学校やイベントを通じて、国立市内の子どもたちに無料配布される予定です。
矢川、ママ下湧水は、そこに生息するサカナ、トンボ、アメンボたちの命を育むだけでなく、私たちにとっても大切にしたい、くにたちの「宝もの」です。
谷保天満宮から城山、そして滝乃川学園、さらに多摩川と続く青柳崖線は、くにたち市の中で最も緑が残っているところです。
(略)
かつてはどこにでもあたりまえのようにあった”ホッとする風景”が、ここには残っているのです。
一見無駄に思える場所かもしれませんが、10年、20年、そして次の時代に残していくことは、きっと大きな意味を持つことだと思います。たとえどんなにわずかでも、身近な自然は私たちにとって、かけがえの無いものです。
国立市の豊かさを支えてきた矢川。
今年のゴールデンウイーク・夏休みは、このマップを手に矢川散策などいかがですか?
◉『くにたち水めぐりマップ』
制作:くにたちの自然を守る会 大谷和彦 TEL&FAX:042-535-2723
イラスト:内藤惠
コーディネーター:小林沙千華