いとしのミツバチ

6号で「特産はちみつをつくりたい!」とぶちあげてしまったからには、昨今のミツバチ激減報道、注目しています。

国は対策に本腰をあげたそうだから、これは、もしかしたら、生物と環境、農業と生態系を見直すチャンス?

先日、農家の若手の皆さんとよもやま話。
「実のなるもの(トマト、イチゴなど)は受粉のためのミツバチやマルハナバチが必要」
「梨の受粉のために飼ってみたが、梨の花は好きでないらしく、ほかにいってしまった」
「国立では野菜の完全無農薬は難しいので、ハチを飼うことと防除の関係がどうなのか」などなど。

やっぱり、現場の声から次の一歩が。

おまけのびっくり話アシナガバチやスズメバチに襲われると、ミツバチは大勢で固まって羽を震わせて温度を上げて、やっつけるんだよ」 えー?

つまり、スズメバチはミツバチよりほんの数度だけ、熱に弱い。だから敵の上に次々折り重なって圧倒的な数の<蒸し布団戦法>で相手の息の根を止める! うーん。これも進化のプロセス? ますます面白くなってきた。

うちのラベンダー(じつはこの蜜はおいしくない)に来てくれたミツバチ君、がんばれー。でもうっかり刺激すると怒りますから、ご用心!

(文責:ERIKO)