「まちかどゼミナール」とは、ゼミナール形式をとる、どなたでも参加できる生涯学習の場です。研究発表と議論を通じて、広く社会・経済に関わる知識の習得を目指します。学習意欲の高い市民の方が少人数で活発な議論を行う、知の相互交流の場となることを願います。
2010年に始まったまちかどゼミナールですが、第6期となる今回は「雇用・労働経済学」をテーマに開講することとなりました。
—————–
まちかどゼミナール2013夏「日本型雇用慣行とは?―起源、変化、展望―」
講師:川口大司教授(一橋大学大学院経済学研究科)
開催日:2013年5月21日、6月4日・18日、7月2日・16日・31日(全6回)(7月31日のみ水曜日、ほかすべて火曜日)
開催時間:19:00~21:00
開催場所:cafeここたの(国立市富士見台1-7-1 富士見台第一団地1号棟1階むっさ21内)
定員:12名(申込先着順)
受講料:一般10,000円、学生2,500円(全6回分・テキスト代は含まれません)
≪講座内容≫
長期雇用、年功賃金、企業別労働組合で特徴づけられる日本型雇用慣行は揺らぎつつあります。安定的な雇用が揺らぐことで、将来に対する不安が高まりつつあります。そして何らかの対策を政府に求める声は日増しに高まっています。
どのような対策が望ましいのでしょうか。また私たちはこの現実にどのように向き合っていけばいいのでしょうか。
これらの問いに答えるためには日本型雇用慣行がなぜ成立したのか、その経済的基盤がどのように変化しているのかを知る必要があります。このゼミナールでは歴史を振り返ることで日本型雇用慣行が成立した理由を探り、経済環境の変化を踏まえて新しい働き方をどのように構想すればいいのかを考えます。
≪プログラム≫
第1回(5月21日):日本型雇用慣行の歴史的前提
第2回(6月4日):日本型雇用慣行の形成
第3回(6月18日):新卒労働市場
第4回(7月2日):労働者保護と労働市場
第5回(7月16日):雇用管理の柔軟性
第6回(7月31日):これからの働き方
また、最終課題としてレポートを各自作成していただき、ゼミナールの場で発表していただきます。
≪詳細資料≫
こちらからご覧いただけます。
≪お問い合わせ・お申込み・その他詳細はこちらから≫
http://human-environment.com/101/seminar