8月上旬、国立市の梨園では袋割り作業が始まっています。
梨は、お尻を見て熟れどきを判断します。皮の斑点の散らばり具合や、お尻に光輪が浮いているか。なので、かぶせてある袋を割って、お尻が見えるようにするわけです。
ただし1つ500グラムから1キロにもなる梨は、少しの衝撃で根元がもげます。もげた梨は売り物にならないので、袋割りにはちょっとしたテクニックが必要。農家の人は慣れたもので、1秒に1個割っていきます。
さて2009年の「くにたち梨市」は、8月30日に開催されます。販売開始は10:00から、場所は国立駅南口ロータリーの多摩信用金庫前。価格は2キロで1,000円。幸水、豊水、20世紀、長十郎、新高(にいたか)などが並びます。売り切れ次第終了なのでお早めに(※ちなみに去年は9時から並び始め、開始1時間で売り切れでした)。